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くもり。肌寒い。

合唱は生の声で(機械を使わず)歌声だけで(楽器を使わず)表現する音楽なので、潔いと思う。だから好きだ。

しかしながらご承知の如く、毎週合唱をやっているからと言ってバンドのバックコーラスがすぐに出来る訳では無い事を最近思い知らされた。

ところで、コーラスに協力的とは言えない大きな音の溢れる中で、微妙な声のゆらぎまでも記憶媒体に残してしまうマイクなるものを使って歌うと言う行為は、自己満足を破砕し、歌い手をしてピッチやリズム、音の当たりの強さなどを正確にしようと言う意識を自ずと高めさせる。

つまり、くどくどと何を言いたいかと言えば、カラオケは、バンドのコーラス隊にとって、なかなか良い練習場所だと言うことであり、加えて、ここでのこの練習は、本来の合唱の技量をも高めると言うことである(ただし、カラオケで主旋律を歌っても「合唱」の技術向上には結びつかない)。

カラオケで練習する際、耳栓を用いると、スピーカーから聞こえてくる奇妙な音に惑わされずに自分の声を確認できる事を追記しておく。









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