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2008年11月

ライブの顛末

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日曜日/晴れ。午後からの仕事のために午前中に事務所に出てきた。昨日はライブ一色であった。

土曜日/晴れ。

・午前 キーボードなどを取りに事務所に立ち寄り、i-podを聴きながら曲の構成を最終確認する。昼飯を食べる間が無くなり、駅前の茶々丸で鯛焼きを二つ買い立ち食い。
・14:15 恵比寿駅西口集合、ライブ会場に向う。ライブゲートに到着すると、ジャズバンドが総勢17人でリハーサル中。気持ちが臆する(怯む)。所在なげにうろついたり。
・15:10頃 やがて、我々のリハ。カルテットは周囲に電気楽器が無いので返しのスピーカーからの音も聞きやすく歌いやすい。ステージは、スタジオよりも広がりがあり、のびのびと歌える。少し安心。
・15:30頃 我々の出番まで1時間半くらいあるのでカラオケに行って調整しようと恵比寿駅方面に向ったが、お目当てのカラオケ屋が満席で入れず、しばらく街をさまようも別の店を見つけらなかったので、近くにあった小公園にて小さな声で練習した。回りに人が居たのでちょっと恥ずかしかったが、歌い出すと気にならなくなる。小さな声で歌うと力みが取れ音程が正確になる様だ(その場面をS姉に見られた)。
・16:20 やはりカラオケにも行こうと、予約を入れて到着。30分ばかり歌ったり女声陣がトイレで着替えたり。
・16:50 店を出る。サヲリ・カルテットの出演は17時15分ころの筈なので丁度良い時間に到着かと思っていたが、ステージの準備や自分の着替えの時間を考慮に入れておらず、マネージャーのY姉が大変心配して途中まで迎えに来た。
・17:15頃 ライブゲートに戻ってからは落着く間も無くバタバタでステージに立つ。私はこれがちょっと尾を引いてしまった。

The lord will make a wayから歌い始める。客席(椅子の無い立ち席)は暗いので良く分からないが、4~50人の方々が来て下さっている様だ。
その最初の曲で出だしから自分の音が分からなくなった。他の三人は調子よく唄い始めている。少し歌ったが、変な声で歌い続けても申し訳ないし途中で変な止まり方をしかねないと感じ、思い切って歌を中断。もう一度歌い始める。
それからは、それなりに歌えてはいたが、私は3曲目くらいまではどぎまぎしながらであった。
途中、時々他のメンバーを見ながら、音を確認しながら歌う。それぞれが凛々しく唄っている。音がずれたり抜けたりなどの部分もあったから、皆それなりに緊張してはいるのだろう。一番向こうではソプラノのSが歌に没頭した感じて楽しげに歌っている。テナーのTは、ちょっと鋭利なナイフの様な感じで歌っている。アルトのOの存在は気持ちを落着かせてくれる。私はどぎまぎばかりもしていられないので、折角来て下さった方々のためにも自分のフレーズをなるだけ丁寧に、他パートとバランスよく歌うよう心がけた。
ほぼ暗譜していたにも関わらず十割の出来で無かった事が少々引っかかるが、ともかくも最後まで歌い終えた。

引込む際に、思いがけず沢山の花束を頂く。入口辺りで来て下さった方々と楽しく話す。皆さん、良かったとほめて下さる。

SAWORI(以下歌った曲です)
(1) The lord will make a way.
 MC(1)
(2) Down by the riverside.
(3) Just a little talk with Jesus.
 MC(2)
(4) Jesus loves me.
(5) O' come all ye faithful.
(6) Hallelujah!
 MC(3)
(7) The first Nowell.
(8) White Christmas.
 MC(4)
(9) Silent night.


・18:10頃 隣りのレストランに入り、マネージャーのY、ピアニストのSと6人で祝杯!嬉しいひと時。
・19:00 ライブ会場に戻り、ゴーストノーツの演奏を聴く(見る)。大勢の客で身動きが楽でない程。
例によって完成度の高い歌を聴かせてくれ、楽しい演出のステージを見せてくれた。今回は、コーラスも楽器も、それぞれプロに習ったりもしたとの事。エンターティメントとして客を楽しませようと言う姿勢は、素人臭さを表に出してしまっている我々とは意識レベルから違う様だ。歌の合間、サヲリの歌を聴いてくれた友人などからも思っていたより良かったとの感想を頂く。

・20:00頃 打ち上げ会場に行く。いろんな方と話す事が出来て楽しかったが、22:30頃会場を出て、樽やに向う。
・23:00前 樽やにて、本日聞きにきて下さったU先生から感想を聞く。それぞれがそれぞれで歌いながらカルテットとして成立していて良いとの事。テナーが高い声なので、ソプラノ・アルト・テナーのまとまりがあり、それをベースが支える3対1の構成も良いとの事(混声カルテットはソプラノ対他パートか、他パート対ベースと言う組み合わせが良いのだそうだ)。音取りの仕方や歌の始め方などにも意識を持ってスマートにした方が良いとの事。ともかくも、期待していたより10倍くらい良かったとの事。嬉しいお言葉。

・24:10頃 帰宅して、一人本日のビデオを2度見る。面白い。

自分としては、あれだけ暗譜していたのに本番で十分には力を発揮できなかった事が少々悔やまれるが、ともかくも演奏をやり終えた事でよしとしよう。だんだん充実感も感じられてきた様だ。
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17:27








今日の事務所 ~荒木毅建築事務所の 日々の覚書 ~

ゲネプロ

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曇り。午後から晴れる予報。

昨日の鈴木孝紀氏との打ち合わせは、前半は、額に汗のありさまであった。無手勝流で殴りかかったら、正確なボクシングの動きで3秒でノックアウトされた感じ。後半、客観的に案を見渡しながら、どんな形体を表現するのがより今回の提案を明確にするかを考えていたが、鈴木氏の案で行くのが良いと思われた。ようやくこのコンペに身体が馴染んできたと言うか、足を踏み入れた感じである。
才能豊かな人間が、ある目標に集中して準備し表現を磨いて行く過程に、自分も横からちゃちゃを入れながら関わっているのだが、その関わりを通して刺激を受けつつ、更には自分のやりたい事も見えてくるから面白い。
ところで、現在のうちの事務所のレイアウトは、中央に打合せテーブルがあり周囲に所員が居るので、上記の打合せなどの様子も全てスタッフにさらけ出さざるを得ない。そんな中から何をつかみ取るか取らないかは、それぞれのスタッフに任されている。

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今晩は、明日のライブのゲネプロ。鳴いても笑っても最後の練習。おおお。
夕方から明後日の朝くらいまでは、頭の中、サヲリ一色になると思います。あしからず。

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今日の事務所 ~荒木毅建築事務所の 日々の覚書 ~

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曇り。今日も寒い。

出勤の途中は、ライブで唄う9曲をi-podで流しながら、楽譜の構成を思い浮かべそれと同時に頭の中で声を出している。油断すると楽譜上の位置が一瞬分からなくなる。例えば前に座っている奇麗な女性に気を取られたほんの少しと感じられる時間で、曲は知らぬ間に随分進んで(飛んで)しまっている。集中を途切らせないようにする作業はまるで禅の修業か何かのようだ。歌は意外と理性的な行為なのかも知れない。

事務所では朝からスケッチ。ベイルートに関しては一昨日のスタッフとの話合いで浮かび上がってきた形を大まかにまとめてみる。それと、先日来断続的に考えていた調布方面の案をまずは一つ、鉛筆と定規でまとめてみる。

今夜、鈴木孝紀氏が訪ねてくる予定。ベイルートに関しては、既に大枠では共通の認識があるのだが、その具体的な現れ方としての形体に関し、前回の鈴木案への部分的な対案を出す事で今回のコンペに我々も心身を馴染ませたいと考えている。形体の最終的な決定は鈴木氏に委ねようと思う。デザインと言うのは、その骨格は一人の頭脳が決めなくてはならないと思うから。








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晴れ。

昨晩のサヲリの練習は歌になって来ていた(だが、安定性を欠くので演奏で上手く行くかは分からない)。まぁ、練習の中で何度か楽しめたのだから、本番の事は気にしなくても良いのかも知れない。

本日の昼飯は、今度はスタッフ等の希望で、五人で"ひねもすのたり"に行く事となった。
あまり人数の入らない店なので、とりあえず槻岡佑三子と行った。及川敦子とスタッフ達はお茶の時間にでも連れて来ようかと考えていたが、店の主人が構わないと言うので三人を呼んだ。

さて、朝からスケッチをしているが、中々目に見えては進んでいない。・・・晩飯を食べてきてから、もう少しだけ続けてみようか。








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晴れ。欅並木の紅葉が進み、銀杏も少し色付いてきた樹が見られる。

名執が結婚した。おめでとう。

午前、銀行にて振込や引出し(随分人が並んでいた)。
夕方、竹中と名執と三人でベイルート案のブレーンストーミング。話合いの中から面白いアイデアが形作られてきた。まだ抽象的なのですこし描いて見ようかと思う。
他の建築も含めて今週はスケッチ三昧としよう。

夜はサヲリの練習がある。今日を入れて週末の本番まであと2回。さて、どうなります事やら。








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