未来予測技術研究所
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迷ったが、シボレー(自転車)にて事務所に向かうことにした。ルートは、上高田のアパートを出発してから、中井近くまで妙正寺川沿いの歩道を行き、林芙美子記念館の前の道路(道路名知らない)に出、少し走って新目白通りに至り、上さんの勤める「聖母病院」坂下に達する。ここまで乗車時間約10分。
氷川神社から入り、学習院下を通り(この辺りが飛ばせる)、明治通りを越えて、江戸川公園に続く商店街(名前知らない)を進み、公園に入って椿山荘の横を通り、大滝橋から出て事務所到着。ここまで約20分。ドアツードアで、27~8分と言ったところ。そうそう、自転車の名前はやはりロデム*にしようかな。
泥棒にパソコンを持っていかれたので、インターネット関連のパスワードを変更した。パスワードは、複雑になるほど記憶に残りにくいのでどこかにメモしてしまう。私はパソコンの中にメモしてあったので、それごと持ってかれては変えるしかない。
その後、”何となく気持ち悪くなって来た”ので、やりすぎかも知れないが、事務所や事務所に置いてあったもの等にも防犯対策を施しつつある。
泥棒が何を目的で入ったのかはっきりと分からないので、恐らく、余計な事まで手を広げてしまっているのだと思う。泥棒の目的と実際にやった内容が特定できれば、それから派生する被害を予測して対処する事が出来ると思うのだが、その辺りが曖昧なので、対処する内容も無闇に拡大してしまうのだ。
ふと、地震などに対応する法規にも似たところがあるのじゃないかと思った。どんな地震がいつ来るかある程度正確に把握(予測)できれば、建築の対応も必要最小限で済むだろう。
現時点では、予測の技術が十分には進んでおらず、”何となく気持ち悪い”ので、建築法規の対応する範囲を広げざるを得ず、その分、要求する構造強度などを「実際」の必要以上にしてしまったり、或いは目標が拡散して十分な手当ての出来ていない部分に気付かずに済ませてしまっては居ないだろうか(実は、そうなっているのかいないのかが分からないのだが)。
建築を余裕を持って強くする事も大切だが、地震内容の予測技術が早い時期に格段に精度を増せば、建築の構造を必要且つ十分にスリムに出来、また各部への手当ての必要性に気付きやすくなり、無駄なエネルギー(材料など)の損失を小さくすることが出来るだろう。
誰か本気で「未来予測技術研究所」なるものを立ち上げて、実績を上げてくれないものだろうか、などと空想してしまう。人間の科学技術力には普段思っている以上に、まだまだ進展の余地があるのだろうと思う。
今日は、暗くならないうちにロデムにて帰宅した。ほんのりと夕焼けになりかけの空の下、夕方の街の活動の様を見ながらの疾走は、また格別。
* ロデムは、バビル?世の僕の名前。黒豹の形をしている。