2007年04月20日
上棟
朝厚かった雲が午後段々と薄くなる。気温は一月戻った感じ。
「ゲーム的リアリズムの誕生」は昨日楽しく読み終えた。建築においてもクリティカルな活動には憧れる。だがそれは中々むずかしい事でもある。
今日からは、しばらく読んでいなかった藤沢周平の短編に戻った。物語の途中で何ヶ月も放っておいたのに、すぐに入り込んだ。
午後遅く、現場に向かう。梅ヶ丘の家の増築部分と隣接する建売住宅の上棟の模様を見るため。作業の邪魔をしながら、あちこち上って光の入り具合(空の見え方)、内部空間のヴォリューム、中からの景色の見え方、外からの建築の見え方などを確認する。その後、大工達の手際の良い作業をしばし眺める。
ぴりっとした現場の空気のもとそつのない大工の動きを見たからか、柱梁の独特の刺激ある匂いをかいだからか、事務所に戻り自分の作業を始めると、清々しい気分で集中する。
15:27 建売住宅より増築部分と梅ヶ丘の家
(グレーの建築)を見る。
15:52 増築部分より建売住宅方向を見る。手前はN.T氏とN.M氏。
「ゲーム的リアリズムの誕生」は昨日楽しく読み終えた。建築においてもクリティカルな活動には憧れる。だがそれは中々むずかしい事でもある。
今日からは、しばらく読んでいなかった藤沢周平の短編に戻った。物語の途中で何ヶ月も放っておいたのに、すぐに入り込んだ。
午後遅く、現場に向かう。梅ヶ丘の家の増築部分と隣接する建売住宅の上棟の模様を見るため。作業の邪魔をしながら、あちこち上って光の入り具合(空の見え方)、内部空間のヴォリューム、中からの景色の見え方、外からの建築の見え方などを確認する。その後、大工達の手際の良い作業をしばし眺める。
ぴりっとした現場の空気のもとそつのない大工の動きを見たからか、柱梁の独特の刺激ある匂いをかいだからか、事務所に戻り自分の作業を始めると、清々しい気分で集中する。
(グレーの建築)を見る。
今日の事務所 ~荒木毅建築事務所の 日々の覚書 ~