2009年03月

2009年03月29日

26日/曇り時々晴れ。

朝、ひかりに乗り新大阪に向かう。車中、息子との会話は想像していたより少ない。ぽつりぽつりといった具合。
御堂筋線に乗り換え、なんばの「スイスホテル南海大阪」にチェックイン。立派なツインルーム。男二人旅にはもう少し地味な方が良い気がしたが、JTBのパックで選んで初めて泊まるホテルなので文句は言えない。

17階の窓から見下ろすと新歌舞伎座が見えた。荷物を置いてフロントに行き、神戸の地図をもらい明日行く予定の「浄瑠璃寺」へのバスの時間などを聞いてみた。奈良交通のホームページなどで調べていただいき、近鉄奈良からよりも加茂からの方が便が多そうだと分かった。調べるのにまだ少し時間が掛りそうだったので、奈良交通の電話番号を聞いて自分で確かめてみることにした。このあたりのフロントでのやりとりを息子は見ている(そう、旅には現地でのこういう調査も重要なのだよ)。

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14:32 新歌舞伎座(もうすぐ解体されるとの事)

地下街のマックに入り、クォーターパウンダーのセットを二つ注文すると、WBCの選手の写真の印刷された赤いファイルを4枚くれた。ホテルに戻る気はしなかったので、ファイルは息子が持って歩くことにした。3月20日に開通したばかりとフロントの方が教えてくれた「阪神なんば線」に乗って三宮に到着。

三宮センター街を通り、中華街を歩き、北野通りを上って「港みはらし台」まで行ってみた。今日は明日のための足慣らしである。途中、長男と5年前に来た際に食事をした「ニシムラ」があったので、次男にその事を話す。
みはらし台の近くの住宅の横を通った際、大型のシェパードがやってきて甘えた声を出した。私が、顔を撫でたりしたが、シェパード君の関心は次男にあるようだったので、触ってみるように言ったが、「いや、いい。」と言って触れなかった。彼は動物を飼ったことが無いので大型の犬が怖いのだ。もうちょっと好奇心を持ってほしいなと思ったが、そこはそのまま立ち去る事にした。

帰りは、阪急に乗った。20年ほど前に数か月、大阪に住んだ際に使っていた路線だ。阪急塚口で途中下車する。住んでいたアパートに行ってみようかと思い、歩き出す。途中までは自然と足が向かったが、結局、アパートを見つけることは出来なかった。
なんばまで戻り、南海通というアーケードにある「ゆかり」というお好み焼き屋で食事を摂り、ホテルに戻った。


27日/晴れ時々曇り一時雨。

朝、大和路快速で加茂に向かった。駅前より10時16分の小型バスに乗り込み、運転手の巧みな運転で、時々一車線になる二車線の曲がりくねる山道を走り、浄瑠璃寺前で下車。

九体の阿弥陀如来の並ぶお堂の内部は簡素な断面形状を持つ簡潔な作りである。ここに来るのは二十年ぶりだが、以前見たときよりも味わい深く感じられた。息子はほとんど関心がない様子。

さて、今日はここが出発である。旅行に出る前の晩に、Googleの地図を画像にして切り貼りし、浄瑠璃寺-加茂駅-海住山寺の辺りを、十数枚のA4のコピーにして持って来ているのだが、これを頼りに、浄瑠璃寺から歩き始めた。

まずは下りである。国道44号線を歩いたり、遠回りでも細い道がある場合はできるだけそちらを回ったりしながら、民家の間や、小川の横や、田んぼの中の道を歩いた。それにしても、Googleの地図は正確である。辿った細い道は、印刷の通りであった。

歩きながら息子に話しをした。彼について感じていること、この時期に伝えたいと思っていた自分の考えなど、いろいろ。1時間半ほど。

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11:20 畑の中の道を行く。

加茂駅前のパン屋でランチを食べ一休みしてから再び歩き始める。今度は上りである。
寂れた商店街を抜けて木津川を渡るあたりで、ぽつぽつと雨が降り出した。小ぶりなのでそのまま橋を渡り始めたが、渡り終わる頃は大分コートが濡れてきた。この季節としては寒いので皮のコートを着て、中折帽を被ってきたのだが、この格好は雨にも強い。息子も水を弾くフード付きのジャンパーだったので良かった。
雨が強くなってきたので、雨宿りをした。小ぶりになったので歩き出すとまた強くなったりした。道すがら3か所で雨宿り。地図も雨で濡れて印刷が滲んでくる。

先ほどまで、地図の正確さに人知の有能を感じていたのだが、今は自然の気まぐれに人生の忍耐を感じたりしていた。ずーっと歩いている細い道を人生に例えると、予め技術を駆使して立てた計画が有効な順調な時期もあれば、俄かの雨で立ち止まらざるを得ない時もある。いつまで雨宿りしていれば歩き出せるのか、雨宿りしている間は分からない。

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13:19 雨宿り

だがやがて雨が上がったので、歩き始める。ここで僅かだが道を間違えたことに気づいた。最初の予定通りに歩いていたら雨宿りする軒が無かったようだ。

海住山寺に向かう道は少しずつ勾配が急になり、山に入って行く。汗をかきながら1時間ほど歩いて到着。3か月ぶりでここの五重塔を眺め(年末の赤垣会でここに来たときから今回の計画を練り始めていたのだ)、お堂の縁側に腰かけて一休みしてから、山を下りようと歩き始めた。
途中、すれ違ったおばあさんと挨拶。ふと、加茂のこの辺りに老後住むのも楽しそうだと思った。

このまま駅に向かって歩こうと考えていたが、3か月前と先ほど、横を通った小学校の事が気になりはじめた。瀟洒な外観が印象的な木造の校舎の「内部」を見られないものか。だが、学校に向かいながらも気持は逡巡していた。
門扉が閉じられていたのでやはり止めようかと思ったが、取っ手を回すと開いた。中に入り、声を掛けると先生が出て来られた。理由を話すと、相談してくるからしばし待つようにとの事。門扉の外の車の陰に隠れるように佇む二男を呼んだ。彼は最初頑なに嫌だと言ったが、見られるか見られないか分からないが、また興味が無くとも、ともかくもどうしてもここに来いと言うと渋々入ってきた。
間もなく、先生が戻って来られ、内部を拝見させてくださるとの事!
まずは、校庭に出て外観。次に、1階・2階の内部、講堂などを一緒に回って説明して下さった。なんと教頭先生であった。ここは恭仁小学校(くにしょうがっこう)という学校で、昭和11年に作られた校舎との事。息子も一緒に回って話を聞いていた。思い付きだったが、良い経験となった。

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14:52 恭仁小学校・入口付近

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15:03 恭仁小学校・階段室

道々息子に、「尋ねてみなかったら、後になってひょっとして見られたのでは無いかとうじうじする。断られて嫌な思いをしてもそれはそれで納得できる。勿論、見ることができたらそれは良い経験になる。ともかくも、興味の湧いたことは試してみるのが良いのだ」と説明すると、彼もそれなりに納得している様子だった。

天王寺に戻ると夕方の5時少し前。吉村徹氏に電話してみる。心斎橋で待ち合わせ、鴨肉の蕎麦しゃぶに連れて行って下さった。7時ころ氏と別れ、ホテルに戻った。


28日/晴れときどき曇り。

ホテルで朝食を摂り、NHKの「だんだん」の最終回を見てからチェックアウト。なんばの街をすこしうろうろしながら何処に行こうかと迷っていたが、やはり京都方面にも行ってみようかと思い、淀屋橋から京阪に乗って東福寺に向かった。
久しぶりに枯山水などを見たのち、JRにて京都に出て駅ビルでお茶を飲んで一休みし、新大阪より帰路についた。

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11:29 東福寺

帰宅するとめずらしく長男も玄関に出迎えてくれた。私はひとり、荷物を置いて楽譜を持ち合唱の練習に向かった。少し遅刻したが、思いきり歌い酒を飲んで、深夜に帰宅した。


29日/晴れ。

朝、事務所でメールチェック。沢山のメールにはいろいろな種類があり、中には気持の沈む内容のものもあった。返信を終えると時間となったので、目白に出かけた。
今日は、「アミチ」と言う今は無いがとても素敵な合唱団で友人になったOさんが長岡から出張で来ているので、同じく団員だったYさん、Mさん、Oさんと5人でランチ。メッツホテルのフィオレンティーナで12時から3時間もいろいろと話しをした(やはり女性たちは沢山喋る)。

皆と別れたのち、かみさんにメールし、早稲田駅で待ち合わせて、リーガロイヤルホテルのラウンジでコーヒーを飲みながら、旅行でのエピソードを話した。
三分咲きのソメイヨシノの様子を見ながら神田川に沿って高田馬場まで歩き、地下鉄に乗り帰宅。晩飯を久しぶりに家族四人で食べた。








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2009年03月26日

昨日/晴れ。

昨日は、次男の卒業式。
朝、かみさんと小学校に向かった。長男・次男が通い、私たちも運動会や参観日などに何度も出入りした校舎だが、子どもたちは大きくなり、今日でもう入る事も無くなるだろう。
昭和小学校は、今年の卒業生を送り出した後は近くの小学校と統合となり、校舎はこのまま使われるが校名が変わるので二男達が最後の卒業生となる。
先生達、来賓、父兄と五年生が参加した式典の後、校庭で低学年の人垣で作るゲートの間を歩いて在校生との別れをした六年生たちは、屋上まで駆け上がり、やがて垂れ幕を下ろした。

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03/24/12:21

いつまでも校庭で別れを惜しむ、六年生や担任の先生やお母さん達を残して家に戻ると、高校で来季の教科書を受取って帰って来ていた長男がWBCの決勝を見ていた。7回表の日本の攻撃中。TVの前に座ると2点が入った。試合に勝ったところで出かけようと考えていたが、最後に韓国に追いつかれ、これ以上見ていては長くなるので、会社に向かう事にした。阿佐ケ谷に着き、パールセンターの電気屋の前で10回表の得点追加を見、別の電気屋の前で最後のバッターを三振に取るのを見た。

夕方、Kさん来社。卒業式とWBC優勝の後だからか、頭がすぐには回転しなかったが、名執と竹中も加わってだんだんといろいろな話しをした。次回は一杯やりながらが良いかな。

夜、池袋のフォルテにて"サヲリ"の練習。最近やってきた6曲を、1曲を何度か繰り返しながら練習してみる。ようやく音が取れつつある程度の段階だが、これからはだんだんと歌えるようになってくるだろう。ゆっくりとしたペースだが、楽しくなりつつはある。



今日/曇り時々小雨。

実は、明日から2泊3日で次男と関西に旅行に行くので、今日中に片付けなくてはならない事がいくつもあった。それを朝からバタバタとやる。

夕方、吉祥寺方面現場に向かう。F監督、竹中と建築の配置と地盤面を決めた。寒い中、手のかじかみに合わせる様に頭の回転も少々鈍り、決定に時間が掛ってしまった。夜、事務所に戻ってからもバタバタと作業をして、遅くに帰宅。

明日からの小旅行は、中学入学前の父親との二人旅。以前、長男と二人で出掛けたのが何となく良かったので、二男とも行くことに前から決めていたのである。・・・さて、どんな道中になりますか。








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2009年03月23日

晴れ。
TVではWBCのUSAとの準決勝の試合が始まったが、後ろ髪引かれつつ家を出る。車中も、携帯にて中継を見る。
すぐに点を入れられて機嫌が悪くなった頃にスタッフ達が出社。

法規改正に伴う国交省よりの解説が新宿厚生年金会館にてあるので、すぐに出掛ける。1時間ほど聞いて終了。それなりに理解した。ただこういう話しを聞くのは1時間が限度かも知れない。

歩きながら恐る恐る携帯を付けてみると、5点が入っている。やられたかと思って良く見ると日本が逆転して勝っていた。その後、新宿にてランチを食べながらダルビッシュが最後のバッターを三振に取るところまで見る。隣りの女性も携帯に見入っていたので歓びを分かち合いたい気分だったが、止めておいた。

午後、「家づくりの会」での当番のため千駄ケ谷に向う。セミナーの申込みの電話が2~3本あった。それ以外は、静かな部屋にて湘南方面などのスケッチ。事務所でよりスケッチが捗るのはどうしてだろう。事務局のSさんが少し早めに帰られたので、楽譜を取り出して音叉で音を確認しながら2~3曲歌った。

夜、事務所に戻る。今週末3日ほど留守にするので、その間、周囲が戸惑わないように、少し仕事を整理しておこうと思う。








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2009年03月22日

本日は、風強く曇ったり小雨がぱらついたり晴れ間が出たり。TVで東京マラソンを少し見てから出社。


昨日は、"トライトーン"というアカペラ五人の演奏を横浜の関内ホールにて聴いた。
実際に生でアカペラを聴いたことが無かったので、ちゃんとした演奏に行ってみたいと以前から思っていたのだが、先日、Cantus Animaeの演奏会のパンフレットに入っていたチラシを見て、これはきっと「それ!」だろうとひらめいていたのだった。
晴れ。南阿佐ケ谷から丸ノ内線・副都心線・東横線と乗りついで馬車道で下車。少し早めに着いたので、当日券を買い、近くのTully'sにて、i-podに入れてある好きな歌コレクションを聴きながら、村上春樹を読んで待った。

会場に入る。演奏時間は90分との事。それだけの時間を、どのように持たせるのだろうか。前回の"サヲリ"のライブでは30分を持たせるのに2~3分のが9曲が必要だったのだが・・・。
~~始まる~~
1曲が4~5分で、MCも頻繁に入り、10分前後のMCもあったので、最初の4曲で30分が経過していた。
30~40分以上になると聴衆が飽きてくるのでは無いかと思っていたが、演奏開始から50分頃に、パフォーマンスを伴った10分間のメドレーが入り、流れをを引き締めた。ここで1時間。
残りの30分は、招待客(今春卒業する小中高校生)向けのメドレーなどで会場は盛り上がって行った。開始から96分で終了。ステージ上で続けてこんなに長時間歌えるのがスゴイと感じる(その内の1/3の時間を占めるMCが適度にばらまかれているのがコツなのかも知れない)。
その後アンコールなどで12~3分。大体100分の演奏会であった。
~~感想~~
演奏の形態や、MCのやり方もバラエティーに富んでおり、なるほどと思う。子供からお年寄りまでの客層で、大ホールの半分くらいは埋めていたが、アカペラ1グループでこれだけの聴衆を集められるのは凄い事なんじゃないだろうか。
初めて聴いてみて、アカペラと言うやり方は、聴衆が心を開いて入り込みやすい音楽だなぁと感じた。そんな部分を大切にしたいからか、プログラムなんかわざと(だと思う)素人っぽく作ってあり、タレントのように見られるのを避けようとしている様に思われた。ただ、幅広い年齢層への対応を考えたせいかも知れないが、色とりどりの種類の歌やその唄い方を通して、何を表現したいのかが見えにくくなっていたようにも感じられた。
技術的な事で聴衆に侮られない日々の練習は当たり前の事なのだろうと想像できるが、どんな歌をどの様にアレンジして唄い、舞台のメニューをどのようにして行くかなど、プロフェッショナルの歌い手には、アマチュアには分からないいろいろな悩みがあるのかも知れない。
ともかくも、楽しくワクワクしながら、何やかや考えたりしつつ、しっかり最後まで聴いたコンサートであった。プロの演奏を聴いて素人は自分の趣味がまた楽しいと感じられる。これからも"サヲリ・カルテット"をもっと楽しく充実させて行きたいなと、不遜にも思った次第。

アンケートを渡して会場を出、東横線・山手線・総武線と乗り継いで、中野で下車。合唱団ふきのとうの練習に遅刻して参加した。その後は、"樽や"で一騒ぎ。


さて、本日はかみさんが夜勤なので、阿佐ケ谷を少しぶらついてから早めに帰る予定。








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2009年03月20日

雨のち晴れ。

朝、WBCの韓国戦を見ていたが、時間になったので出かけた。阿佐ヶ谷のパールセンターの電気屋はどこも人だかりが出来ている。
日本が勝ち越したのを見届けて事務所に向かった。

資料を持って西新宿へ。パークタワーの5階にて、奥村和幸氏と二人で建築相談のテーブルを担当。ご自身で楽しそうに間取りを考えられている方が何組かあったのが面白かった。内心、設計者に頼んだほうが良くなるだろうと思いつつも、微笑ましい姿に思わず案へのアドバイスなどしていた。

急ぎ家に帰ると、長男がご飯を食べずに待っていた。次男とかみさんは、サッカークラブの集まりに出かけているので、二人で作り置きのご飯を食べた。

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14:14








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プロフィール

荒木 毅

東京都杉並区の南阿佐ケ谷にて、住宅を中心に建築の設計をしています。散歩するのと歌うのが好きで、混声アカペラクインテットにハマってます。

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