2007年10月
2007年10月31日
晴れ。
夜、八丁堀の長谷川順持氏の事務所に向う。バンドのコーラスの補修である。
i-podからスピーカーに流し原曲を参照しつつ、ICレコーダーで時どき録音しそれを聴きつつ、吉沢輝氏にもギターや声で参加してもらいつつ、ボーカルとコーラス二人でボヘラプとクリスマスの練習を繰り返す。なるほどこんな練習の仕方もあるのだな。
ハセジュンに乗せられて何度も繰り返す内に、四人の音がだんだんと合って鳴ってくる。面白い。
結局、合唱もバンドのバックコーラスも同じなんだと気付く。どちらも自信を持った歌い手と楽器によるアンサンブルなのだ。
自信を持ってなくても歌の中に紛れてしまえるのが大人数の合唱の甘さなのだけど、本当は完全に紛れることなんか出来ないのだから、ちゃんとした曲を作ろうとすれば、結局は同じなのだと思う。
微妙な違いがあるとすれば、全部が声なら、例えば他の3パートの音が譜面に書かれている音より微妙に下がってしまった時などその音程に合わせて行く方が良い場合がある。つまり合唱は各パートの声を聞き合うという感覚が必要でそういう耳の使い方をするのだが、バンドでは楽器の音がぶれる事は無いし演奏中は自分の声も殆ど聞こえない。だから音程に関しては自分に自信を持って「楽器の音にぶつけていく(長谷川氏談)」ことになる。
レバニラ食べつつ長谷川氏曰く「音を入れとく(身体に)」。
餃子を食べながら吉沢氏曰く「声に勝る楽器は無い」。
夜、八丁堀の長谷川順持氏の事務所に向う。バンドのコーラスの補修である。
i-podからスピーカーに流し原曲を参照しつつ、ICレコーダーで時どき録音しそれを聴きつつ、吉沢輝氏にもギターや声で参加してもらいつつ、ボーカルとコーラス二人でボヘラプとクリスマスの練習を繰り返す。なるほどこんな練習の仕方もあるのだな。
ハセジュンに乗せられて何度も繰り返す内に、四人の音がだんだんと合って鳴ってくる。面白い。
結局、合唱もバンドのバックコーラスも同じなんだと気付く。どちらも自信を持った歌い手と楽器によるアンサンブルなのだ。
自信を持ってなくても歌の中に紛れてしまえるのが大人数の合唱の甘さなのだけど、本当は完全に紛れることなんか出来ないのだから、ちゃんとした曲を作ろうとすれば、結局は同じなのだと思う。
微妙な違いがあるとすれば、全部が声なら、例えば他の3パートの音が譜面に書かれている音より微妙に下がってしまった時などその音程に合わせて行く方が良い場合がある。つまり合唱は各パートの声を聞き合うという感覚が必要でそういう耳の使い方をするのだが、バンドでは楽器の音がぶれる事は無いし演奏中は自分の声も殆ど聞こえない。だから音程に関しては自分に自信を持って「楽器の音にぶつけていく(長谷川氏談)」ことになる。
レバニラ食べつつ長谷川氏曰く「音を入れとく(身体に)」。
餃子を食べながら吉沢氏曰く「声に勝る楽器は無い」。
今日の事務所 ~荒木毅建築事務所の 日々の覚書 ~
くもり。肌寒い。
合唱は生の声で(機械を使わず)歌声だけで(楽器を使わず)表現する音楽なので、潔いと思う。だから好きだ。
しかしながらご承知の如く、毎週合唱をやっているからと言ってバンドのバックコーラスがすぐに出来る訳では無い事を最近思い知らされた。
ところで、コーラスに協力的とは言えない大きな音の溢れる中で、微妙な声のゆらぎまでも記憶媒体に残してしまうマイクなるものを使って歌うと言う行為は、自己満足を破砕し、歌い手をしてピッチやリズム、音の当たりの強さなどを正確にしようと言う意識を自ずと高めさせる。
つまり、くどくどと何を言いたいかと言えば、カラオケは、バンドのコーラス隊にとって、なかなか良い練習場所だと言うことであり、加えて、ここでのこの練習は、本来の合唱の技量をも高めると言うことである(ただし、カラオケで主旋律を歌っても「合唱」の技術向上には結びつかない)。
カラオケで練習する際、耳栓を用いると、スピーカーから聞こえてくる奇妙な音に惑わされずに自分の声を確認できる事を追記しておく。
合唱は生の声で(機械を使わず)歌声だけで(楽器を使わず)表現する音楽なので、潔いと思う。だから好きだ。
しかしながらご承知の如く、毎週合唱をやっているからと言ってバンドのバックコーラスがすぐに出来る訳では無い事を最近思い知らされた。
ところで、コーラスに協力的とは言えない大きな音の溢れる中で、微妙な声のゆらぎまでも記憶媒体に残してしまうマイクなるものを使って歌うと言う行為は、自己満足を破砕し、歌い手をしてピッチやリズム、音の当たりの強さなどを正確にしようと言う意識を自ずと高めさせる。
つまり、くどくどと何を言いたいかと言えば、カラオケは、バンドのコーラス隊にとって、なかなか良い練習場所だと言うことであり、加えて、ここでのこの練習は、本来の合唱の技量をも高めると言うことである(ただし、カラオケで主旋律を歌っても「合唱」の技術向上には結びつかない)。
カラオケで練習する際、耳栓を用いると、スピーカーから聞こえてくる奇妙な音に惑わされずに自分の声を確認できる事を追記しておく。
今日の事務所 ~荒木毅建築事務所の 日々の覚書 ~